いとうわんぱくクリニック

 喘息は発作の程度,起こる回数により治療が異なります。日本のア
レルギー学会では患者さんの重症度に応じて治療をどの程度行うかが
決まっています(これをガイドラインといいます)。ある程度の症状にな
ると悪くなったときだけ医療機関にかかるのではなく,定期的に通って
もらう必要があります。

 日中は咳が出ていなくても,夜間に咳が出ていたり,走るときだけ咳
が出るのも喘息の症状のことがあり,軽い発作が見逃されると,軽め
の治療になってしまいます。喘息のお子さんを持つご家族の方は,でき
るだけ詳しく症状をお伝えください。
 発作のないときの治療は,発作のあるときの治療以上に大事です。
日頃の治療を地道にがんばるご家族を,当院は応援いたします。

食事アレルギーについてもご相談に応じています。食物制限の必要性
や解除についてもお気軽にご相談ください。


(2)喘息などのアレルギーの病気

専門外来のご案内

(1)血尿や蛋白尿の検査と経過観察

 小学校や中学校などでの尿検査二次健診を行っています
腎生検等の精密検査が必要な場合には基幹病院を紹介しています。
 小学校や中学校でよく見られる蛋白尿や血尿は,病院での精密検査
が必要な例はとても少ないので,あまり気に病まず気軽に検査を受け
てください。診察の時は「早朝尿」(朝一番の尿)をお持ちください。

 検尿異常の見つかり方は,大きくわけて3つです

@血尿だけの場合・・・ほとんどが「無症候性血尿」という,血尿以外に
問題がない場合です。この場合は治療は不要で,経過観察のみ行い
ます。

A蛋白尿だけの場合・・・・小学校高学年や中学生では「体位蛋白尿」
という状態が多くなります。これも診断ができれば,治療や生活制限
は全く不要です。蛋白尿には治療しなければいけない病気も時々見ら
れますので,きちんと診断検査を受けてください。

B血尿と蛋白尿が両方見られるとき:治療しなければいけない病気が
潜んでいる可能性が高くなります。あまり検査を先延ばしにしないよう
にして下さい。

院長Profile

【尿をお持ちいただくときの注意】

院内設備

・前日はビタミンCを含む飲み物を避けてください。
・検査当日は起きてすぐの尿をとってください。容器は事前に取りに来て
いただくか,きれいに洗ったペットボトルをよく乾かして使ってください。
・尿の量は10cc程度で十分です。
・出始めの尿は捨て,中間尿(中ほどのおしっこ)を採取してください。
・来院したときは「尿をもってきた」ことを受付でお伝えください

アクセス

予防接種

(3)おねしょ外来

専門外来

「おねしょは病気ではない」が最近まで信じられてきました。おねしょ
がこどもの性格のためという「まちがった」考え方もまだあります。
時間がたてば治るものも多いようですが,その間兄弟との比較でプラ
イドを傷つけられたり,自分自身が悩んだりと,治るまでほっておくと
いうのが,とてもつらくなっているお子さんに出会います。

おねしょの正確な言葉の定義はないのですが,5歳以上で年に2回
以上のおねしょは問題があるかもしれません。おねしょの原因がどこ
にあるのかをまずはっきりさせ,外科的な治療が必要ない状態なら,
まず「本人や家族が困っているか」を見極めて治療していく必要があ
ります。

おねしょの治療はタイプによって全く変わってきます。。お困りの方は
一度ご相談ください。

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医療法人社団
いとうわんぱくクリニック
〒760-0075
高松市楠上町2-3-15
アルファメディカルモール内
TEL 087-812-1089
FAX 087-812-1090
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